phpspot開発日誌 を見て ecoder が気になったので試してみたので、
設置の話と気になったことを細々と。
ダウンロードのURLはこの記事を書いた時点での物なので、各自公式ページを見て最新のものを確認してください。
ダウンロードと展開
# mkdir ecoder
# wget “http://downloads.sourceforge.net/ecoder/ecoder_0.3.2.tar.gz?use_mirror=jaist&filesize=406946”
# tar xvzf ecoder_0.3.2.tar.gz
設定ファイルの編集
# vi .htaccess
php_value error_log /your-www-dir/ecoder/code/logs/error.log
# vi code.php
最低限必要な部分のみ記述する。
path の部分は ecoderの下でなくても問題ない。今回は、ecoder の下に source というディレクトリを作った。
# mkdir source
$code['domain'] = "http://your-domain-name.net/ecoder/"; // domain name ## $code['domain_cookie'] = ".your-domain-name.net"; // domain name ## $code['root'] = '/your-www-dir/ecoder/source/'; // full path, with trailing slash ## $code['root'] = '/your-www-dir/ecoder/source/'; // local path -- for testing ##
文字化け対策
# vi code/base/header.php
# vi code/edit/header.php
# vi code/tree/header.php
charset を UTF-8 にする。
<meta http-equiv="content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
以上で設置は終了。設置したアドレスにアクセスして動作を確認する。
軽く使ってみたが、エディタとして十分な機能は持ってると思う。
- Tabキーでも他のオブジェクトにフォーカスせずにインデント
- エディタ部分の下には現在のカーソルの位置と全体のライン数と文字数表示
- 対応してる言語ではハイライト
- 新規作成時に基本部分が挿入されてる
- ファイルのアップロード機能
また、2バイト文字も charset の設定すればほとんど大丈夫だった。
ただし、ファイル名に2バイト文字を使うと ecoder からは削除できないファイルができあがってしまう。
内部では ISO-8859-1 で処理してる?
直接 srouce ディレクトリに2バイト文字のファイルを設置すると左側のツリーでは文字化けでいるが、開いたタブやポップアップは問題なく2バイト文字が表示されるようだ。
文字数制限なのか行数制限なのか、はたまた php の設定の問題なのか .php や .html などのファイルではエディタ部分の下にプレビューが表示される?ようだが動いたり動かなかったりよく分からない。
あと、source ディレクトリに各ファイルの作業ファイル? .filename.ext を生成するが、filename.ext 本体を削除しても作業ファイルを削除してくれないようだ。
全体的な感想としては、形として十分できあがっているので、対応言語などを増やすなどの一方、十分な bugfix をしてほしい。
今すぐ使うにはまだ bug が多いと思う。