サーバのOSをfedora12にアップデートして、メインマシンもwindows7にしたため古い環境のXPがほしくなったので、
サーバ上にVirtualBoxをインストールして、それをRDP(Remote Desktop Protocol)を使ってWindows上から使ってみようという試み。
VMware と違って、Webブラウザから設定できないためサーバ側でGUIから設定できる必要があります。
まず、Sun が fedora(RHEL, OpenSUSEもある) のレポジトリを用意してくれているのでそれを追加する。
パッケージ署名の公開鍵を import する。
# wget http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian/sun_vbox.asc # rpm --import sun_vbox.asc
レポジトリを追加する
# cd /etc/yum.repos.d/ # wget http://download.virtualbox.org/virtualbox/rpm/fedora/virtualbox.repo
VirtualBox をインストールする(※大文字と小文字に注意する)
今回は 3.1.x の方でインストールしてみた。
3.0.x の場合はこう
# yum install VirtualBox
3.1.x の場合はこう
# yum install VirtualBox-3.1
あとは、Gnome なら、アプリケーション→システムツール→Sun VirtualBox を起動して仮想マシンを作製する。
以下のSSのように仮想マシンを作って、RDPを有効にしておく。
また、ストレージから空のCD/DVDドライブを選んで、実デバイスやイメージをマウントすることができる。
そして、サーバで仮想マシンの設定を行ったら後はWindows側のクライアント接続するだけ。
スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→リモート デスクトップ接続 からクライアントを起動して、SSを参考に設定する。
CPU やメモリもちゃんと認識されサーバー上の仮想マシンではとても軽快にうごいた。
RDPを使った接続は、ラグが0.5秒程度ありマウスポインタがずれてしまって使用するには問題がありそうだった。これがクライアント側の問題なのか分からないので、後日また他のクライアントをためしてみたい。