VMware Workstation/Player を CLI から操作する

自宅サーバ用にVMware Workstationを思わず買ってしまったので、備忘録がてらコマンド操作のメモ

タイトルをWorkstation/Playerとしてるのは、基本的にVIX(コマンド操作のユーティリティ)の操作は互換性があるため。
文中では、workstationを使うので、インストール部分など適宜読み替えて下さい。

インストール

# 本体のインストール
chmod +x VMware-Workstation-Full-12.0.0-2985596.x86_64.bundle
sudo ./VMware-Workstation-Full-12.0.0-2985596.x86_64.bundle
## ライセンスの表示や、シリアルキーの入力があるので適当にやる

# VIXのインストール
chmod +x VMware-VIX-1.15.0-2985596.x86_64.bundle
sudo ./VMware-VIX-1.15.0-2985596.x86_64.bundle
## ライセンスの表示などがあるので適当にやる

カーネルモジュールの更新

カーネル更新時に自動的にカーネルモジュールを更新してくれるがうまく行ってなさそうな時には、下記のコマンドで解決

# このシンボリックリンクは、使ってるLinuxのディストリによってはいらないかも。
sudo ln -s /usr/src/kernels/`uname -r`/include/{generated/uapi/,}linux/version.h
sudo vmware-modconfig --console --install-all

仮想マシンの操作とか

以下のvmrunコマンドで指定する、-Tオプションは使ってるVMwareによって適宜切り替えること。

  • ws: VMware Workstation
  • player: VMware Player

起動中の仮想マシン一覧を表示

vmrun list

仮想マシンの起動・停止など

# 起動(コマンドラインから使うぐらいだからnoguiつける)
vmrun -T ws start "PATH_TO_VMX_FILE" nogui

# 停止(これで停止はできるが、強制停止な気がする。仮想マシン上からshutdownした方がいい)
vmrun -T ws stop "PATH_TO_VMX_FILE"

# サスペンド(使ったことないけど、ACPI周りでうまくやってくれんのかな?)
vmrun -T ws stop "PATH_TO_VMX_FILE"

# リセット(フリーズした時とかに。。。)
vmrun -T ws reset "PATH_TO_VMX_FILE"

# 一時停止
vmrun -T ws pause "PATH_TO_VMX_FILE"

# 一時停止解除
vmrun -T ws unpause "PATH_TO_VMX_FILE"

仮想マシンのハードウェアバージョンのアップグレード

ハードウェアバージョンを上げることで、割当CPUの数やメモリ量などの上限があがったりする。

# 仮想マシン停止中に
vmrun upgradevm "PATH_TO_VMX_FILE"

VMware Toolsのインストール

CUIオンリーで使ってると一番困るやつ。結構やり方わからなくて、init 5してGUIからインストールしてる人とかいる。

# 仮想マシン起動中に
vmrun installTools "PATH_TO_VMX_FILE"
## コマンドを実行すると仮想マシン上にCD-ROMとしてマウントされてるので、使ってる仮想マシンのOSに合わせてその後の処理をする

おわり。

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